ETF、J-REITと日本銀行
僕たちは、北野会長から頂いた新東京案件を確認している。
でも普段から周りにアンテナを張っていなければならない。
ハワイでの謁見でも
北野会長は、常に情報を確認しているのがわかる。
会長の質問にもたつくものなら「昨日出てただろ、ちゃんと見ておけ」
とゲキが飛ぶ。それぐらい大切な事だということだ。
では、何を確認すればいいのだろう?
まずは何よりも、
日本の国の方針をしっかり見ることが重要だ。
とくに日本銀行。
日本に住んでいれば、ここは絶対外せない。
これは、難しいことではない、
なぜなら日銀は情報を隠したりしない。
誰にでも平等に情報を発信してくれている。
ただ、それをどう捉えるかは、
捉える側のレベルによって違う。
ここに注目しただけでも、
これから数年間の投資戦略術に関して
大局的な見地から見えてくる。
日本の1,000兆円超の国債。
国民からの税金で
ぼちぼちやったってどうにもならないから、
国策としてやることは、日銀様が2年間で約123兆円お金を創造すること。
お金の価値は半分になる可能性がある。
あくまでも机上の空論、数字上の話だが、
・国の資産
500兆から600兆→ 250兆から300兆
・企業の資産
225兆→ 112.5兆
・個人金融資産
1,500兆→ 750兆
そして、1ドルが今100円として、
これが150円になると仮定すると
・海外資産
300兆→400兆にUP
これが今、日本がやろうとしていること。
さらには、2013年4月4日、日銀様が発表した公的文書、
「量的、質的金融緩和の導入について」の中で気になる1行。
「(3)ETF、J-REITの買入れの拡大(全員一致)」
資産価格のプレミアムに働きかける観点から、
ETFおよびJ-REITの保有残高が、
それぞれ年間約1兆円、年間約300億円に相当するペースで
増加するよう買入れを行う。
・・・こんなことが書いてある。
日銀が、ETFとJ-REITの買い入れの拡大を、
事前に宣言するなんて・・・。
日銀が日本の株(ETF)と不動産(J-REIT)を
買うと宣言しているのだから。
僕たちはよくよく理解しなければならない。この意味を。
たしかに日銀は本当に優しい王様である。
日本の未来の方針を、
僕たち一般人でもアクセスできる
オープンな場所にちゃんと提示してくれているのだから。
でも、世の中の大多数の人たちは、
こういう本当の情報に、気づかない、興味がない、
無視してしまうはず・・・。
見つけにくい宝の隠し場所は、
実は誰にでも見つけられる場所にあるということ。
僕たちは、気づく、本質を理解しているから・・
運営事務局 伊達 颯人
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